AMDなど大手6社、2015年を目処にVGAやDVIを廃止へ
マイコミジャーナルより
パソコン用のディスプレイを接続する際に使用されていたアナログのVGA端子、それと似た形状のデジタル用DVI端子ですが、Intel、AMDなどの大手6社がこれらの端子を2015年までに廃止し、HDMIやDisplay Portに置き換える方針と打ち出したとの事。
デスクトップマシンではあまり実感がわかないかもしれませんが、VGAやDVI端子は結構ゴッツイので薄型軽量かが至上命題となっているノート型パソコンにおいては疎ましい存在だったといえるかもしれません。
ちなみにApple製品についてはほとんど無縁の話で…
- MacBook:Late 2009以降、Mini DisplayPortを採用
→途中、"Late 2008(Unibody)"でMini DisplayPortを採用したが次の"Early 2009(白)"でMini-DVIに戻る - MacBook Pro:2008年以降(一部2009年以降)Mini DisplayPortを採用
- MacBook Air:Late 2008以降、Mini DisplayPortを採用
- Mac Pro:Early 2009以降、Mini DisplayPortを併設
- iMac:Early 2009以降、Mini DisplayPortを採用
という現状です。
唯一Mac Proのみ未だにDVIポート(Mini DisplayPort x 2と併設)を備えていますが、業務用途に使われることも多いからということなのでしょう。かつてはSCSIも同様の理由で暫く残っていたと思いますが、Mac ProからDVIが無くなる(標準装備ではなくなる)のは時間の問題かもしれないですね。
ちなみに標準サイズのVGAを備えていたのは、2001 SummerモデルのおむすびiMac、2002年5月頃終了のiBook 14.1 LCD、2005年10月頃終了のeMacまで遡り、DVIを備えていたのはMid 2007のMac miniと2008年から2009年にかけてUnibody化される以前のMacBook Pro (Dual-Link DVI)に遡ります。
なんだかMacからフロッピーが消えたその数年後にようやくPCからもフロッピーが消えだした、という光景を思い起こさせますね (^_^;A