Mac OS X標準のプレビュー.appは時々思いもよらない働きぶりを見せる
Mac OS Xに標準で入っているプレビュー.app。当初は文字通り画像ファイルなどを閲覧するくらいしか役目の無かったアプリケーションですが、Leopardになってからはずいぶんと機能が充実しており時には「そんなことも出来るの?」と驚かされることもあります。
そんな中の一つが“アプリケーションファイル内の覗き見”。この方法を使うとそのアプリケーションで使用されている画像ファイル (JPEG, GIF, PNG, TIFF, ICONなど) を一気に観ることが可能です。例えば…
これはSafariの中を覗き見したもの。全てが表示されるわけではありませんが、ここでは383点 (447ページ) のイメージが表示されています。上の画像には入っていませんが、アイコンファイルのように複数のサイズの画像データを保有しているファイルの場合はアイコンがバインダーのような感じで表示されるので、クリックすることで更にそれらをプレビューすることも可能です。
覗き見の他、プレビューの機能を使って加工することも可能ですが元のファイルを壊してしまうことになるのでそれなりの知識を持ち合わせている人以外は『閲覧にとどめる』ようにして下さい。不用意に変更を保存したことによってファイルに何らかの障害が生じたとしても責任は負いかねます。
で、やり方ですが、これが至って簡単。
覗き見したいファイルをプレビュー.appのアイコンにドロップするだけ、です。Dockにプレビュー.appを登録しておくと手っ取り早いですね。
色々覗いてみると面白いですよ。例えばQuickTime Xを覗いてみると何故かiMacやiPhoneのアイコンが入っていたりします♪
なお、覗き見した画像を二次使用することは著作権の問題に引っかかる恐れがあるのでお控え下さい。
【お断り】Snow Leopard未満ではこのように見られないかもしれません (未確認)
【お断り2】control + クリックで見られるじゃん!…なんて野暮な事は言いっこ無し♪ to ベテラン諸兄