JavaScriptなどのパフォーマンスや安定性を向上させたv4.0.4リリース
11月12日、AppleはJavaScriptのパフォーマンス向上や全体的な安定性の向上などを図ったマイナーアップデート版となるSafari 4.0.4をリリースしました。アップデート内容は以下の通り。
これはすべての Safari ユーザに推奨されるアップデートで、パフォーマンス、安定性、およびセキュリティが次のように改善されます:
- JavaScript のパフォーマンスが改善されます
- 履歴に記録されている項目数が多いユーザが、すべての履歴を対象に検索を実行する場合のパフォーマンスが改善されます
- 他社製プラグイン、検索フィールド、および Yahoo! メールの安定性が改善されます
JavaScriptのパフォーマンスについて"SunSpider JavaScript Benchmark Results"で測定してみたところ、v4.0.4はv4.0.3に比べて『1.30倍高速化』されているようです (2回試行の平均値)。
1st trial | 2nd trial | average | |
Safari403 | 978.0ms +/- 2.1% | 982.8ms +/- 0.7% | 980.4ms |
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Safari404 | 746.2ms +/- 0.8% | 761.4ms +/- 0.4% | 753.8ms |
アップデートはデスクトップ左上のアップルメニューから「ソフトウェア・アップデート...」を選択するか、Safariのページからインストーラ (Tiger/ Leopard/ Snow Leopard) をダウンロードして適用してください。アップデート実行後はアクセス権の修復を行うことをお勧めします。