りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

iPhoneを標的にした初のウイルスが見つかる

 

条件に適合しているiPhoneを渡り歩く自己増殖型、パンデミックは起こるのか?

iPhone.Walkerさんより

iPhone初のワーム型ウィルスが発生!

今回見つかったウィルスは、脱獄(Jailbreak)によりSSHをインストール後、デフォルトパスワードを変えていないiPhoneに感染します。感染すると同様のiPhoneを探して侵入、自己増殖を図るようです。

感染するとiPhoneの壁紙を、20年くらい前に日本でも人気のあったアメリカの歌手リック・アストリーの写真に変えられてしまいます。

オーストラリアで発見されたiPhone向けのワーム型ウイルス。報告では壁紙が勝手に変更されるとしか書かれておらず実害を被る事は無い様に思えてしまいますが、侵入する手だてが存在し実証されているのは紛れも無い事実ですから、亜種などの発生で深刻な事態が起こる可能性は十分に考えられますね。

iphoneworm1.jpg

ちなみにこのワームに感染するのは『脱獄 (jailbrake) 』済みのiPhoneのみ。脱獄の意味が全く分からないiPhoneユーザは心配無用でしょうし、脱獄をしていない人も心配ありません。

Appleは日頃から脱獄を認めない主張を繰り返していました。脱獄推奨派は当然ながらAppleの主張をナンセンスだと非難し続けていますが、こういう一件が起こるとAppleが拒み続ける理由が解るというものでしょう。もちろん背景的(会社的)にはそんな奇麗な話ではなくもっと泥臭いものがあるのかもしれませんが、いずれにせよメーカーが推奨していない使い方をしているiPhoneが標的となっているのですから、ある意味では自業自得という事も出来ます。脱獄ユーザはくれぐれもご注意を (対策等は自力で検索して下さい) 。

とはいえ、iPhoneのカスタマイズにはもう少し自由が欲しいですね。ロック解除後でも壁紙が表示され続けるとか、メールの着信音を個別 (SMS/MMS) に設定できるとか、オリジナルのメール着信音を追加するといった機能は是非とも検討してもらいたいところです。