iPhoneの仮名入力は所謂ケータイ入力の一歩先を行っていた
iPhone(iPod touch)用に配布される次のOS「OS X iPhone 2.0」では日本での使用にあわせて仮名入力モードが備わっている事は判明しており、大方はケータイと同じような入力方法になるものと予想していたように思うが、実際はそのケータイ入力からさらに少し進歩した入力方法である事が明らかになった。
基本的な配列はケータと同じで左上から
あ か さ
た な は
ま や ら
X わ Y
(Xは大文字/小文字切り替え、Yは濁点など)
となっている。
何だケータイ入力そのものじゃないか、と思うのだがこの先が違う。
たとえば「れ」を入力したい場合、ケータイ入力なら「ら」を4回叩く必要がある。
しかし、OS X iPhone 2.0ではタッチパネルである利点を生かして「ら」に触れたとたん次のように表示される。
る
り ら れ
ろ (←操作上、ここは指の下に隠れるけど実用上問題にはならないはず)
分かるだろうか?
ア行ア段の文字を軸に、9時の位置から時計回りでイ行、ウ行イ段、ウ段…と配置される訳だ。
つまりどの文字でも基本的にワンアクションで入力できる、という訳。
iPhoneを使いたがる世代は多分ゲームなどで十字キーに馴染みがあると思うので、はじめは多少戸惑ってもすぐに慣れてしまうのではないだろうか。
この入力方法はケータイにあまり慣れていないご年配の方にも向いている気がする。
【ネタもと】iPhone 2.0 Japanese Keyboard Video@MacRumors.com