話題のAdobe AIRでGoogle Analyticsを利用できる
AIRアプリと呼ばれるWebアプリケーションを利用するための基本環境がAdobe AIR。これが入っていればHTMLやJavaScriptあるいはAjaxなどの技術を利用して作成されたアプリケーションが実行可能になる。HTMLやAjaxなどはどれもWeb標準で利用されている技術なので、ほとんどOSの種類に依存すること無く利用できるのが最大の特徴。
という触れ込みで注目を浴びているAdobe AIRだが正直言ってどういう使い道があるのか判らなかったので、Googleの高度アクセス解析ツールGoogle Analyticsを利用できるアプリを使ってみることにした。手順は簡単(Googleアカウント、Google Analyticsの登録必須)。
- Adobe AIRをダウンロードしてインストール
- Analytics Reporting Suiteをダウンロードしてインストール
- アプリケーションフォルダ内のAnalytics Reporting Suite - beta 3を起動
- 入力欄の上から順に名前、Googleアカウント、そのアカウントのパスワードを入力したら画面右下にある[load]ボタンをクリック
- 入力項目に誤りが無ければ画面の下の方に登録済みのサイト名とアドレスが表示されるので、確認できたら[Add profile]ボタンをクリック
- これでAdobe AIRを使ってGoogle Analyticsの情報を参照することが出来る。
好みにもよるかもしれないが、WebブラウザでGoogle Analyticsを見るよりもAdobe AIRを使って見た方が遥かに見やすいと感じた。
欠点はAdobe AIRのマシン要求スペック。さほど特殊な機能が備わっているわけではないが、それなりに先進的な技術が盛り込まれているため古い環境では動作しない。この辺りはAdobe AIRの推奨環境や場合よってはアプリケーションの推奨環境も確認が必要。
なお、上記の説明ではMac OS Xでのものを挙げているがWindowsでも基本的に全く同じと思ってもらって構わない。