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Firefox 3（β5）はSafari以上に良いかも
Safari 3.1がリリースされるまでは40 : 60でSafariをメインに使っていたが、Firefox 3（β5）が出てからは50 : 50になったかもしれない。なぜか。
あえて漠然とした言い方をさせてもらえば、Firefox 3には「何か知らないけど、イイ」と感じるものがあるから。これってとてもMacな現象。もちろん性能も機能もFirefox 2から遥かに進化したブラウザなんだけど、「あそこがイイ」「ここがイイ」と説明するよりも「何となく良い」という説明の方がしっくり来るのだ。
でもこれでは漠然として分かり難いと思うので、例を一つ挙げるとしたらツールバーにある［戻る］ボタンのデザイン。巷のブラウザの大半は［戻る］と［進む］ボタンは同じデザインで単に線対称に配置されているだけだ。でも、Firefox 3では［戻る］ボタンの方が大きい。どうでも良い変更に思えるかもしれないが、ボタンの使用頻度を考えると理にかなった改良で、むしろこのアイディアがこれまで出てこなかった方が不思議に思えてくる。こういう地味な改良が随所に織り込まれているから「何となく良い」と感じるのだろう。
→このインターフェイスってもしかしたらMac版のみかも…
Firefox 3はまだ開発途上のベータ版（現在は第5版）。ベータ版の性格を分かっている人は試しに使ってみて欲しい。多分わたしの言わんとしていることが分かってもらえると思う。ベータ版に手を出すのが躊躇われる人はもう少し待って欲しい。恐らく今月の末か来月初頭にはRC版と呼ばれるリリース候補（リリース・キャンディデート）版が公開される。こちらはほぼ製品版並みの仕上がりとなるのでベータ版に比べるとリスクは殆ど無いので安定動作が期待できる（β5でも十分安定しているが…）。
【ダウンロード】Firefox 3 ベータ版＠Mozilla Japan
