りんごが好きなのでぃす

Macを中心に、たま〜にiPhoneやiPadなどの話題も届けていたら今年で26年目を迎えてました

Macはウイルスに強い?

 

Mac OS X v10.5 Leopardが発売されて、いよいよ本格的にMacintoshでWindowsが使えるようになった。お陰でAppleのデザインに惹かれながらもWindowsを使うしかなかった人、普段はMacだけど仕事上Windowsが必要だった人など、この機能(Boot Camp)の恩恵に授かっている人は結構いるよう。

また、Boot Campだと必要に応じてMac OS XかWindowsのどちらか一方を起動させて使うため同時に両方の環境を使うことは出来ないが、Parallels Desktop 3.0 For Macのような仮想化アプリケーションも導入すれば、Mac OS X上でWindowsを動かすという芸当も出来るので、Mac <---> Win間でファイルの受け渡しをシームレスに行うことができるようになる。

さて、Macといえば「ウイルスに強い」などと言われていてAppleのCMでもそれらしきことを言っているが、ここで言われているMacとは"Mac OS"のことであって、Mac本体のことではないというのはご存知だっただろうか。意外と「Mac(本体)にWindowsを入れればウイルスに強くなる」と誤解している人も少なくないようなのだが、これは大きな間違い。

Mac本体であろうと無かろうと、Windowsを稼働する以上はノートン先生やウィルスバスターのようなセキュリティソフトを導入する必要があり、先のParallelsのような仮想化アプリケーション上でWindowsを使用する場合でも同じである。このことを勘違いしたままでいると、自分が痛い目に遭うどころか被害を拡散させる手助けをもしてしまうことになるので、もし誤解されている方がいらっしゃったらこの機会に正しておこう。

ちなみに感染しても被害を受けるのは今のところWindows領域のみで、Mac OS側が汚染されることは無い。

追記:Mac OSがVirusに強いかどうか、という本質的な議論はまたの機会に(^^;

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# 2019年4月11日、本文体裁修正