iTunes 7.5のリリースに際して目立つ不具合の事例は以下の二つ。
1. ジャンルが日本語表記になる
2. 音源をAACで取り込むとBit Rateにバラツキが出る
このうち前者は不具合ではなく仕様変更であると思われます。ユーザの要望によってはこれまでの仕様に戻される可能性もありますが現段階ではそれ以上の事は分かりません。暫定的な対処については昨日、一昨日のエントリーに書いた通りです。
後者は、128kや256kなどの指定したBit Rate通りの値ではなく数k bitの誤差をもってAACにエンコードされてしまう現象です。取り込みの設定でVBR(Variable Bit Rate Encoding)のON/OFFに関係なくこの現象が起きています。多少違っていても音質に大きな影響があるわけでもなく、使う上で特別な支障はないのですが、あまり気持ちのいいものでもないですね(^^;
これについてはiTunes 7.5の不具合というよりも、同時にリリースされたQuickTime 7.3の問題だろうといわれています。現時点では有効な対処法が見つかっていないのでAppleのアップデータ公開を待つ事にしましょう。Bit Rateのバラツキが気にならない人はそのまま使い続けても結構です。
【余談】
Mac OS X Leopard v10.5.1 updater:間もなく公開予定のようです(来週か再来週)
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# 2019年4月11日、本文体裁修正